レトロゲームは改造してなんぼ

レトロゲーム機をちょっと違った形で遊び倒す

赤白ファミコン(後期版)をAV化改造 後編:端子回路の制作

前編記事はこちら。microkun.hatenablog.com

引き続いて、Multi-Out端子の回路を制作していく。

まずMulti-Out端子の仕様について。
ピンアサインは以下のサイトを参考にさせていただいた。
SFC MULTI_OUT
これを踏まえ、スーファミ用のコンポジット用AVケーブル(赤白黄色の端子のやつ)の
ゲーム機本体側の端子の中を見ると、上記サイトのピン番号を引用して

5:GND
6:GND
9:VIDEO
11:L_AUDIO
12:R_AUDIO

しか使われていないことがわかる(写真がなくて申し訳ないです。上手く撮影できなかった)
ファミコンステレオサウンドは対応していないのでL_AUDIOとR_AUDIOに同じ信号を与えてやればよい。
(擬似ステレオ化という改造が、他サイトで事例がたくさん存在しますが今回は対象外)
GNDはどうとでもできるので、端子の仕様としては結構シンプルなものです。

実際の回路設計については以下のサイトを参考にさせていただいた。
赤白ファミコンをこっそりとAV化する+縦縞対策
旧ファミコンAV化

回路図は上記のサイトを参照して頂いて、実際にユニバーサル基板で作るための設計図がこちら。
f:id:microkun:20151122115934p:plain
AUDIOは47μFのコンデンサを間に噛ますだけの簡単設計、
VIDEOは2SC1815トランジスタを中心に470μFのコンデンサ、100R、47Rの抵抗を使用しました。
いかんせんゲーム機内にそんなに余剰スペースがないので、できるだけ省スペースで設計したいところ。

で、出来上がったのがこんな感じ。
f:id:microkun:20151122120634j:plain:h300
実際はゲーム機内に組み込む際には画像上の余剰部分を削り落としている。

出来上がったら、本体基板のVIDEO、AUDIO、5Vと結線する。
ちなみに基板側はRFユニット近くの端子にこの情報を取り出すポイントがある。
f:id:microkun:20151122121655j:plain:h300
f:id:microkun:20151122124218j:plain

結線した状態がこんな感じ。
f:id:microkun:20151122124502j:plain:h300
できれば今回手作りしたモジュール一式をもっと本体中央に引っ込めたかった。

ここまでくれば、あとは本体に収納するだけ。
f:id:microkun:20151122124701j:plain:h300
f:id:microkun:20151122124743j:plain:h300
f:id:microkun:20151122124951j:plain:h300
f:id:microkun:20151122125017j:plain:h300

無事成功。映像も音声も表示されることが確認できました。
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ちなみに記事には起こしていないけど、VIDEO回路を参考にさせていただいたサイトにて
縦縞除去の手法が書かれていたのであわせて実施している。
(PPUの21pinと2SA937を基板表側で空中配線で直結)
上記の写真は検証目的のものではないのでわかりづらいかもしれないけど、
以前と比べ明らかに縦縞がなくなっており、映像が綺麗。